モーリス(双生児1949年12月22日)兄弟は、1950年にマンチェスター
に移り歌うことを始めます。
1958年にオーストラリアのクイーンズ州に移住し、ティーン・
エイジ・ポップ・グループとして歩み始めます。
ヒット曲の収益をもとに1967年にはロンドンに里帰りします。
1967年から68年にかけてビージーズは「ホリディ」「ワールド」
「ワーズ」など、シングルヒットを連発しました。
日本でもグループ・サウンズ・ブームで、沢田研二のいた
タイガーズが「ホリディ」のカバーを歌っていました。
(加橋かつみがリード・ボーカルでしたね)
新天地を求めてマイアミへ移住したビージーズは、1975年
ダンス系ナンバーでカムバックします。
1977年の「サタデー・ナイト・フィーバー」は歴史上最も
売れた(4000万枚)サウンド・トラック・レコードとなり、
1980年代、1990年代にもナンバー1ヒット・シングルを
生み出し続けました。
数多いビージーズのヒット曲の中でも特に知られている
「マサチューセッツ」は歌詞が13行しかない短い曲です。
1967年12月25日に発売されたシングルで、51万枚の売り上げを
記録してオリコンチャート第1位となった初期のビージーズの
代表曲です。
伝統的な古き良きアメリカを象徴するマサチューセッツ州から、
自由な若者文化を象徴するサンフランシスコ(カリフォルニア州)
へヒッチハイクしようとしたけれど、故郷が懐かしい。
1967年はいわゆるフラワーチルドレンがサンフランシスコに
集まったヒッピー文化全盛期でした。
この歌の正式名は”The Lights All Went Out In Massachusetts
(マサチューセッツの灯りはすべて消えた)”ですが、やはり
そこに戻ることになるだろう.....と歌っているところをみると、
ヒッピー文化は少しおかしいと感じていたのですね。
では、
Bee Gees "Massachusetts"