ローマに生まれました。
エルビス・プレスリーにあこがれて歌手になった彼は、
1963年「ブルー・オン・ブルー」のイタリア語カヴァーで
デビューします。
1964年、実の姉妹に捧げて作ったといわれる「ほほにかかる涙」を
サンレモ音楽祭で歌い評判になります。
サンレモ音楽祭では外国人歌手と同じ曲を歌うという趣向を
とっていて、「ほほにかかる涙」 はフランキー・レインが
パートナーでした。
この曲はイタリア初のミリオンセラーを記録、年間トップの
売れ行きを示してボビーは一躍スターになり、またその映画化
では主演しました。
ちなみに優勝したのは「ほほにかかる涙」ではなく、ボビーと
同じくこのサンレモでデビューしたジリオラ・チンクエッティの
「夢見る想い」でした。
翌年65年には「君に涙と微笑を(Se piangi se ridi )」で、
66年には「涙のさだめ(Zingara )」でサンレモ音楽祭で優勝
しています。
「ほほにかかる涙 Una lacrima sul viso」
作詞Mogol 作曲Satti (ボビー・ソロの本名)