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「気まぐれを許して」ミレイユ・マチュー Pardonne-moi ce caprice d'enfant

最近日本ではミレイユ・マチューのCDがあまり無くて、
彼女を知らない人が多いと思いますが、1960年代から
現在までその力強い歌声で人気を保っています。


ミレイユ・マチュー Mreille Mathieu
1946年7月22日、フランスのアビニョンの貧しい墓石工の家に
生まれ、13人の弟妹を面倒を見ながら、また、工場で働きながら、
大好きなエディット・ピアフの歌をいつもうたっていました。

1965年、テレビの「テレ・ディマンシュ」というのど自慢番組に
出場し、「愛の賛歌」を歌い優勝しました。

この、番組を見ていた、ジョニー・スターク氏(イヴ・モンタン
のマネージャー)が彼女のマネージャーとなり、以降、彼女を
成功へと導くことになります。

デビュー曲は、"MON CREDO(日本語題:愛の信条)"。
この曲は、ポール・モーリアが作曲し、アンドレ・パスカルの
作詞により作られ、1966年春に発売されました。

以後、数々のヒット曲を出し、インターナショナルな歌手として、
フランス語圏だけでなくドイツでの人気も高く、ドイツ語盤CDが
数多く売り出されています。

2000年にカナダで発売されたCDも、ミリオンセラーを達成、
フランス語のアルバムチャート1位を記録しています。

フランスでは、彼女の功績が認められ、レジョン・ド・ヌール
勲章を受けています。

2005年11月、パリ・オランピア劇場でデビュー40周年記念
コンサート。

2006年11月、前年のオランピアコンサートの模様を収録した、
彼女の初のライブDVDが発売されました。


彼女はそれまでの現実派シャンソン歌手の語りかけるような
スタイルとは違い、どちらかと言えばドラマチックに歌い
上げる歌い方をする人で、いわゆるフランス的エスプリ(?)
ファンにはあまり好まれなかったようですが、そのいきいきと
した生命力にあふれた声から、”太陽”という形容詞をよく
使って、人々にたたえられています。


ここでは、「気まぐれを許して」をお楽しみください。



シャルル・アズナブールとデュエットした美しい曲
「Vie D'Amour」もブログ「感動した!この曲あの曲」
聞けますので、ぜひご覧ください。